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プランターにペーパーバッグ

紙袋にプランターを入れて飾ります。紙の折れ目の質感、ラフな雰囲気がカジュアルな部屋の飾りによく合いますね。ちょっとクタッとして形が定まらないことと、鉢などと比べて軽く見えることが特徴です。
鉢には据え置きで重いものというイメージがありますが、紙袋にはショッピングのイメージがあります。とりあえず持ち帰るまでの梱包、というのがペーパーバッグの本来の役割です。
とりあえず買って来てそのまま置いてあるという無造作な感じの飾り方を見てみましょう。

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真っ白でまとめられた部屋に、白いペーパーバッグ。文字の黒とピローカバーの細い黒のチェックの雰囲気を合わせて軽やかな印象にまとめています。


コンソールの上のコーディネート。白とクロームのコンソールにモノトーンの本。これは上に飾るアートに合わせた色使いになっています。
立てかけられたアートの抽象的な雰囲気に合わせて形のラフなものが欲しいですね。
その役割を担うのがペーパーバッグなのです。


仲良く並んだサボテン。それぞれの株の形がちょっとずつ違うように、鉢を包む紙袋の表情もそれぞれ違います。カジュアルな雰囲気がうまく表現されています。


鉢は紙袋に入れる、アートは床に立てかける。
ちょっと崩した飾り方のコーナー。手書き文字のアートと紙袋のくしゃっとした感じがこのシーンを親しみやすく、リラックスした雰囲気に仕立てています。


雑貨屋さんに並んでいる商品のようなディスプレイ。同じモチーフを複数繰り返して飾る事で、商品が並んでいるショップのような演出ができます。家の飾りに応用すれば華やかさと活気のある飾り方になりそうです。


鉢を包んで、リボンで巻きます。ギフトのような飾り方。紙袋だけではラフすぎて部屋に似合わないと思われるときはこうやって一手間加える事でテイストを変えることもできます。
リボンを巻いて、カジュアルさの中にもエレガントさが加わりました。


クラフト紙の質感が苦手な人でも色付きのもので飾るとまた違った印象が作れます。黒い袋で包めばスッキリとモダンなインテリアにも溶け込んで見えますね。
直線的なエレメントだけに偏りがちなモダンインテリアの中では、紙袋のようなフォルムの複雑なものが対比的にいいアクセントになります。


買って来てそのまま置きましたってイメージの飾り方。そっけないですが、キッチンカウンターの上なのできちんとした鉢を置くよりもかえって場所の雰囲気には似合っています。


黒基調でまとめられたディスプレイ。暖炉の脇みたいです。背の高いもの、細いもの、幅の広いものの組み合わせ。そして、平面的なもの、曲面が含まれているもの。それからペーパーバッグのような複雑な形をしているもの。と、対比の関係を作りながら美しくまとめています。


スチールの足のついた丸太のような台の上に乗せています。ここでは線の細い金属のもの、丸くてボリュームのある木製の天板、そしてプランターを囲う軽い紙製のものという対比を作っています。足元が空いていることとプランターが紙で覆われていることによって重さを感じる要素を無くしてカジュアルさを強調しています。


黒い大きなペーパーバッグがとてもよく目立つアクセントになっています。床を白にすると壁や天井も白っぽい仕上げが多いので部屋が真っ白になってしまいがちです。思い切ってコントラストを付けて黒などの重い色を合わせていくとすっきりシャープな空間の印象になります。
観葉植物を部屋の中にどんと置くなら植木鉢よりも紙で覆った方が馴染みやすいです。
大きな観葉植物が軽い感じで無造作に置かれているというイメージのギャップが面白いですね。

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無造作感があるものの方が緊張を和らげ、リラックスできる部屋づくりができると思います。市販の鉢で植物を飾っているところに紙袋を被せてみるだけですぐに試せます。印象が大きく変わるので面白いですよ。


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