大きなペンダント照明を下げることで印象的なインテリアに仕上げる。最近、取り入れられることが多くなってきたこの手法。日本の大手照明メーカーも大きなペンダント照明をラインナップしてきているから、是非、挑戦してみたい。
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ダイニングテーブルの上に大きなペンダント照明を下げる。ダイニングテーブルと同じ幅になる様に同じデザインのペンダント照明を下げる。ペンダント照明のデザインはシンプルに、お椀をひっくり返した様なデザインのものにして、天板とペンダント照明の下端が平行線となる様にする。インテリアの中に直線的な部分を作ることで、整然としたスッキリとした印象となる。間を空けずにペンダント照明を並べるから色は抜ける色を選ぶ。
黒いシェードのペンダント照明を間を空けて下げる。目にとまる色を選ぶ場合は、間をあけることで視線を遮らない様にし、抜け感を残す。シェードの中の色は、インテリアのベース色のものを選んで、調和を取る。ゴールドは木の色とも相性がいい上、ナチュラルな印象のインテリアのスパイスとなり、高級感をプラスできる。
モノトーンの配色のインテリアにあえて白いペンダント照明ではなく、黒いペンダント照明を下げる。広い空間どりの天井高のある吹き抜け部分だからこそ、目にとまる色にし、大きいペンダント照明にし、上に目線を持って行く。より吹き抜けを感じさせることができ、空間の広がりを強調できる。キッチンダイニングで一部屋で広い空間が取れ、吹き抜けている場合には効果的。
フレームだけの大きいペンダント照明を下げる。大きくても、軽さのあるペンダント照明は広さの限られた空間でも取り入れやすい。キッチンは色々なものと色がでる場所だから、存在感を強調しすぎない様に空間になじませる。アイランドテーブルの上にペンダント照明を下げれば、目線近くまで下げてくることができる。
勾配天井の天井高のあるベッドルームに大きなペンダント照明を下げる。ダイニングテーブルの上やアイランドテーブルの上の様に目線近くまで下げても頭にあたることのない場所とは違う為、天井高の取れるベッドルームで取り入れる。吹き抜け部分のあいた空間をペンダント照明で飾るような感覚で下げる。ペンダントのデザインはシンプルにして大きさで飾る。
リビングの壁ぎわにペンダント照明を下げる。大きいペンダント照明をシンプルな幾何学模様の絵の前に下げることで、まるで絵画のように見せる。立体感のある壁面装飾のようで、面白い。
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大きなペンダント照明を下げる場合、空間のバランスを取ることが決め手となる。大きさで飾る事、空間の主役的存在になる事を考えながら、インテリアのデコレーションを作っていく。
大きなペンダント照明が主役のインテリアに挑戦してみよう。