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家具 色違いで椅子を並べる

インテリアには色々なスタイルがありますが、コーディネートにおいてカジュアルさを演出するテクニックとして統一感を崩すというやり方があります。
ダイニングの椅子のような、同じものが複数並んでいる部分で全く同じものにせずに色違いのものを揃えることで整い過ぎたアイテムの配置を崩し、カジュアルで気楽な感じを演出することができます。
形を揃えつつ、色で変化をつけるのがまとまりを感じつつ雰囲気を作るポイントになるのです。

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色違いにすることでカラーコーディネートのポイントにすることができます。シンプルな色使いの部屋に、チェアの色でアクセントをつける事ができます。


色を選びやすいのは、部屋の中の他の要素から一色ずつ取ってくるのが簡単かつ綺麗にまとまります。
テーブルの天板から一色、照明器具に合わせて一色。
それからアクセントにもう一色。という感じで三色構成がまとめやすいですね。


部屋中に色を散りばめたような、カラフルな部屋にはあえて全くバラバラの色合いで並べておいた方が、かえって部屋の雰囲気に馴染みます。


テーマカラーを繰り返すのも効果的です。
奥の壁のツートーンの塗り分けに合わせて、椅子も一脚ずつ白と黒のものを。


色合わせでテイストを決めていくこともできます。
この配色のチョイスはレトロな雰囲気をとても効果的に作り上げています。ちょっと懐かしい色合いが部屋の空気を和らげています。


一脚だけ変えるのも、適度な違和感を作り出してとてもいいアクセントになります。


モノトーンのインテリアの場合は、白と黒の配置がポイントになります。ペンダント照明、キャンドルスタンド、キャビネットの上のガラス器のなど白い部屋の中に偏りすぎないようにバランスを見ながら黒を配置していく感じで選ぶといいでしょう。


これも、部屋の白さの中にバランスよく黒い要素のものを並べている良い例です。


4脚、6脚であれば色違いの椅子が交互に並ぶように配置した方が見た目が整います。モノトーンの部屋ですが白黒ではなく白とグレーでコントラストを下げて上品な感じの色使いのため、交互にするなどして規則的においた方がまとまりが良くなります。


インテリアは色が多くなって雑然としてしまいがちですが、その中でもグレーは合わせやすい色だと思います。無彩色なので、色彩があるものと並べるとその色が引き立ちます。パステルカラーとの相性もいいですよ。
壁の絵の中に椅子の二色と脚の色を写しているところが
部屋全体のカラーコーデイネートとして小技の効いた感じの部屋です。

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単純にテーブルの幅に合わせて椅子を揃えてしまうのではなく、色を組み合わせて遊びを入れていくことで面白いインテリアを作ることができます。固定概念を解放して、揃えつつ揃えすぎないというアイデアを試してみるのもいいのではないでしょうか。


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