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本棚とブックエンド

本棚でキラリと光るアクセント

本棚は本で埋め尽くしてしまうよりは、多少隙間が空いている方が圧迫感が抑えられて部屋に置きやすくなります。リビングなどに置く場合は飾り棚の要素が強くなるのです。
隙間が空いた本棚には実用を兼ねてブックエンドを置いてアクセントにするのが良いでしょう。

手で押さえる


手が本を押さえるというブックエンドはけっこう定番の形です。本棚に置くアクセサリーとして、手がモチーフになっているものはたくさんあります。

両側で一つの形


この自転車のように、一つ物を半分に分けて見せるタイプのものは、両端があまり離れすぎてしまわない程度の、少ない本を挟むのに向いています。

アンティーク的な


古い滑車をモチーフにしたブックエンドです。このように古い部品のような物を加工して作られているものも多いです。重量があって、本を支えられるくらいのものか飾るのに丁度良いからでしょう。

動物のモチーフ


動物をモチーフにしたものもよく見かけます。動物のアイテムがあると本棚にユーモラスな表情を付け加える事ができます。

オリエンタルな置物


オリエンタルなもの、エスニックなものなどはふたつ対にして置くだけで立派なブックエンドになります。ブックエンドで無くても置物のようなもので充分実用になります。

石などをスライス


水晶やメノウなど、断面の綺麗な石などをスライスした物をブックエンドとして使うのもありです。鉱石は博物学的な意味合いがあって、インテリアでは知性を表すアイテムです。

左右で一対


スワンの一対がつがいのように見えます。この棚では他のアイテムとの質感の合わせ方が綺麗にまとまっていてラブリーなイメージのデコレーションになっています。

丸めた金物


シャープな色合い、余白を多めに取ったモダンな雰囲気の飾り方です。ブックエンドは、真鍮の板を丸めただけのシンプルなものですが抑制されたカラーと相まってこの棚にはよく似合っています。

本を真ん中に置くために


本棚には端から本を並べてしまいがちですが、飾ることを意識すると端にばかり寄ってしまうのはバランスが悪い。そんな時にブックエンドを使って本と余白の位置を上手く調整します。

AからZまで


始めから終わりまでの全て、という意味でA to Zと言ったりしますが、それを表すブックエンドも多くあります。本が知識の全てを表す意味を持っているので、それをAto Zで挟み込んで、ここに自分の知識、趣味嗜好の幅があるというちょっとした遊びです。

知のシンボルと遊び心

本が高級品であった昔から現代に至るまで、家に飾る本というのは知識のシンボルです。それは住む人の教養を表しています。だから本棚のデコレーションはちょっと知的なものが好まれるのです。地球儀や地図、標本など博物学的なアイテムがインテリアの装飾に多く登場するのは、それがとても貴重でコレクションの対象だった時代からの名残りなのです。


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