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アートの飾り方 壁に立てかける

とりあえず、置いておくという飾り方

壁に額をかけようとすると、寸法とか高さとか間隔とか色々と考えることが多くて意外と大変です。そこで額縁は壁にかけるもの。という固定概念から解放されてとりあえず置いてみましょう。床に置いて壁に立てかけておくだけでも思いのほか絵になるものです。

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ちょっとした幅の壁にちょうどいい位の数の額縁。いずれ壁にかけるつもりだけど、まだ掛けていない。そんな雰囲気の置き方になっています。


部屋の隅に置くだけで空白感がなくなり、絵になるコーナーになります。



物をあまり置かないシンプルな部屋は殺風景になりがちです。整いすぎて落ち着かないので床に置くくらいの飾り方がバランスがよく見えたりします。


壁にかけるのと、床に置くのを併用するのもいいです。


スツールやワイヤーバスケットなど、カジュアルなアイテムとの組み合わせが似合います。


個室や、一人暮らしなどのパーソナルな空間のスタイリングにも向いています。


賃貸などで、壁に釘などを打てない場合の飾り方としても使えます。


綺麗にまとまりすぎた時に、ちょっと外すために使うというテクニックもあります。


少し大きな物を立てかけて手前に置くものの背景として使うのもよく用いられるテクニックの一つです。

まだ決めきらない、という余白を残す

アートは額に入れて壁にかけると配置がきっちり決まります。逆に言えば配置が固定されてしまうという事です。そこまで決めきらない、まだ配置を変えるかもしれないという場面ではあえてまだ決めない、という余白を部屋に残しておくことも一つの考え方です。アトリエのような、これから何かが生まれるような期待感があって、独特の格好よさがあるので真似してみたい飾り方です。