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夏の飾り 流木を飾る

夏は海に遊びにいく機会も増えますね。海岸を散歩していると必ず一つ二つ見かけるのが打ち上げられた流木です。これを拾って飾ってみるのはどうでしょう。波にもまれて独特の風合いになった流木は、海岸の散歩の記憶と共に海と夏のイメージを部屋に運んできてくれます。
拾ってくるだけなので、コストがかからないというのも好ましいポイントです。

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流木を立てて飾る


ワイヤーバスケットに挿して飾ります。ちょっと錆びのついたラスティックなバスケットがいい感じの風合いです。大きさがまちまちでも飾りやすい飾り方だと思います。


長めの流木の場合は床に置くもの、ブリキのバケツなんかもいいですね。安定のためにそこに石などを入れて重心を下げておくと安定します。拾ってこれるくらいの大きさでも大きな流木を立てると腰くらいまでの高さになります。真っ白な部屋に、朽ちた木の質感が際立って見えて、いいアクセントになっています。


いくつかのモチーフを並べて飾っています。その中に二つくらい流木を立てて飾っていますね。自然にあるもので拾ってこれるものと合わせると似合います。ここでは石、砂などアースカラーのものでうまくまとめられて飾っています。


似たような大きさと太さのものをまとめてガラスのキャニスターに挿して飾ります。周りを直線的なラインのものでまとめ、金色をあしらって流木のラフ感を対比させて飾っています。ひとつのテーマでまとめることと、違うテーマのものと合わせて対比させること、どちらのアプローチもありです。モダンなテイストの空間には対比の関係を作った方がまとめやすいかもしれません。


大きなキャンドルと合わせて流木の束を合わせています。キャンドルは年中飾ることができる季節感のないアイテムなので、季節感を加えるために流木と合わせているのは良いアイデアです。トレイの上に乗せてこれらがひとつのグループであることを強調しています。


流木をキャンドルそのものに巻き付けて飾ります。貝殻やヒトデなども合わせて飾ると良いですね。実用もかねて受け皿の上に置くことでより見た目のまとまりが良くなります。簡単に紐でくくるだけですがちょっとした手間をかけるだけで雰囲気がぐっと上がります。


空き瓶に流木を挿して飾ります。これもちょっとした手間で可愛いディスプレイになります。瓶の口を麻紐でくるくる巻いて、貝殻を結んでぶら下げています。これだけでただの空き瓶は立派な飾り瓶に生まれ変わります。
ディスプレイの演出はこういう小さな一手間が重要になることが多いです。


横長のモダンな花瓶に並べていきます。間に試験管がモチーフの一輪挿しを挟み込んで横長のフォルムをうまく生かしていますね。夏の間のダイニングテーブルを彩るセンターピースとしてどうでしょう。トレイなどを敷いて、砂利を敷き詰めるのも良いですね。


バスケットに結んで置くだけ。これでも十分おしゃれなデコレーションです。これも結ぶ一手間が効いています。飾り方の基本の一つにバラバラのものをまとめるというのがあります。紐でくくる、容器に入れるなど、まとめることは飾りの意図を強調し、ひとかたまりのものとして見せる効果があるのです。


モダンな空間によく似合う、ウオールデコレーションに仕立てています。作り方はそんなに難しくありません。画材店などに売っているパネルにファブリックを巻いて、穴を開けて針金で裏側からくくります。パネルのベースのスクエアな雰囲気と、ひとつづつ形の違う流木との形や質感の違いを見せるのがおしゃれに感じるポイントです。

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拾ってくるだけの簡単なデコレーションですが、一手間加えることでより素敵な飾りになります。夏と海のイメージが季節のデコレーションには最適です。流木ならではのランダムな形とナチュラルなカラーリングが住まいの中に癒しをもたらしてくれます。


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