空気の中に浮かび上がるクラシックな時代のインテリアのシルエット。ルイゴーストはその名前が表すように、ルイ15世時代の椅子の形状を先端の樹脂成型の技術で蘇らせたクラシック家具の幻のようなチェアです。
古典的なスタイルを型で取ったように最新の素材で再現したとても現代的なデザイン。形と素材使いのギャップが新鮮な印象をもたらします。
既に存在するものを解釈し直してリファインするというのは現代デザインの典型とも言うべきスタイルです。デザイナーのフィリップ・スタルクはこのようなスタイルを巧みに用いて多くの作品をデザインしています。
凝ったディテールが透明な素材でぼんやりと浮かび上がり、独特な存在感を放って部屋に置くととても見映えのする家具です。
普通に椅子として使うのも勿論いいのですが、透明であることから圧迫感がないのに存在感があるというこのデザインの面白さを活かすには飾りとして置くという使い方がおすすめです。
デザイナー
フィリップ・スタルク
メーカー
kartell (カルテル)
ルイ15世スタイルの椅子をポリカーボネート樹脂でユニークに再現した肘掛けチェア。バロックスタイルを現代風にアレンジすることで新鮮かつ独特な魅力を感じさせます。Kartellのアイコンとも言えるベストセラーモデルです。
ルイゴーストはポリカーボネート樹脂を使用した一体型射出成形として世界でも代表的な例で、透明な儚いイメージとは裏腹に安定した耐久性があります。衝撃や傷に強く、屋外での使用も可能。6脚までスタッキングすることができます。
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組み合わせるアイテム同士にちょっとした共通性を持たせることでまとまり感が生まれます。
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クラシックでありながら、現代的な素材感があるという二つの要素を兼ね備えた見た目がこの椅子の魅力です。単体でも目を引く存在ですが、違うテイストの家具や小物と組み合わせて使った時にこの家具の真価が発揮できるように思います。
シンプルでミニマムな部屋にアクセントをつけることもできますし、クラシックやレトロなテイストの部屋にはモダンなシャープさを付け加えることができます。
テーブルと組み合わせるよりも、椅子単体がはっきりと見える置き方の方が効果的にシーンを作ることができるでしょう。